田部田の田の上岳にあり、祭神は飯綱の法と称する魔法の神で親濃の北方にある飯綱山の大明神の分身である。
田部田の田の上岳にあり、祭神は飯綱の法と称する魔法の神で親濃の北方にある飯綱山の大明神の分身である。田の上岳は昔の武神が魔法を修める道場で、飯綱大明神は実に天狗道の神である。牛若丸が鞍馬山の天狗に学んだのもこの魔術の類である。 この神社は永禄3年(1560)島津忠良、高久、父子が建立したといわれる。 田部田地域では、この飯綱大明神を後世に伝えるため、地元有志で毎年のしめ縄交換と5~6年に一度の鳥居の立替えを行っている。